英検二次試験(面接)にむけて準備にとりかかりましょう:準2級編

中高大学生英語
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一次試験の結果は二次試験2週間前に到着します(インターネット上でも確認できます)が、それから準備していては少し遅いと思います。

今日から準備にとりかかりましょう。

問題カードの音読で注意すること

1 正確な発音が重要です。単語や文をはっきりと発音することは評価点に直結します。

2 さらに、正しいアクセントやイントネーションを意識することも大切です。英語では単語や文の意味が発音によって変わることがありますので、正しいアクセントやイントネーションは重要です。

3 ペースやリズムにも注意が必要です。文の区切りは意味の区切りです。
また、音読する速度があまりに速すぎたり遅すぎたりすると、聞き手(面接官)にとって理解しにくくなりますので、適切なペースで音読することが重要です。

以上の点を意識して、音読の練習をしましょう。

問題カードについての質問(Question No. 2 とNo. 3) の攻略

カードに描かれている状況説明では動詞が重要です。

イラストで描かれている動詞の例

改訂後の中学の教科書の語彙数はかなり増えていますが、それでも英検では留意する語があります。
例として、過去問のイラストを参考に例を挙げますので、インプットしましょう。

 1 pour,    2 feed,    3 plant (v),    4 collect,    5 pick up,   6 fix [repair], 
7 take off ↔ put on,   8 wash,    9 turn off [on] TV,   10 throw,
11 run after,   12 get out of~,   13 water (v),   14 push,    15 carry  など。

3と13は名詞ですでに習っていますが、動詞形として使えるようにしておきましょう。

4と5はゴミ拾いをしているイラストに使えます。

15と16は普段よく使っている動詞だと思いますが、何かを押しているイラストを見て、すぐには反応できない場合が多いです。

過去問のイラストでの練習が終わったら、みなさんの普段の生活の中で「今やっている動作」の英文を繰り返し練習しておきましょう。


問題カードの質問(Question No. 4 とNo. 5) の攻略

Question No. 2 とNo. 3とはまったく別個の質問が始まります。

Question No. 3が終わったあと、問題カードを裏返すように面接官から指示があります。問題カードにはない質問ですよ、という合図にもなっています。

Question 4と 5の質問内容は多岐にわたります
カードの内容とまったく関係ないトピックで質問されます。

準備しておくべき内容

1 日常生活や文化に関する質問

  • 日本の文化や習慣についての質問に備える。
  • 自分の生活や自分の社会に関する考え方など興味深い話題と、その例を準備する。
    例えば、「家で映画を観ることは、劇場で観ることよりも良いと思うか」、「人々は様々なボランティア活動をする。あなたはそれに興味があるか」など。

2 日本内外の社会問題や世界情勢について:

  • 社会的な問題や世界の出来事についての見解を述べるトピックです。細かいことを述べる時間はありません。簡単に「どう思うか」を準備する。
  • 例えば、「最近は海外で働く日本人がいるが、あなたも海外で働きたいか」、「多くのスーパーが将来は24時間営業すると思うか」など。

質問に対して皆さんはYes, Noで返答します。その後、必ず面接官からWhy?, Why not?と問われますので、自分の意見に対して理由を一緒に考える習慣をつけましょう。
Yes, Noで返答したあと、すぐに(本当に反射的に)Why?, Why not?です
理由を考えてからYesか Noを言ってください。

Question No. 4 とNo. 5 の攻略には、表現力を豊かにする、そしてそのためには語彙力と表現する文章を準備しておくことです。

筆者からのメッセージ

Question No. 3の質問カードのイラストについて解答した後、No. 4から、いきなりカードの内容と異なったトピックで問われるので驚くと思います。さらに、理由付けも必要です。
しかし、慌てず、事前に上記の内容(準備しておくべき内容)で言及した程度は普通に問われることと想定し、過去問で出ている問いについてはすべて準備しておくと良いでしょう。

準備をして、当日落ち着いてできれば大丈夫です。面接官はあなたを落とすために面接しているのではありません。あなたが落ち着くために笑顔で迎えてくれると思います。
十分な準備をして、当日を迎えてください。

二次試験は本番に近い練習と、面接官経験者などの指導者からのアドバイスが合格への近道だと考えます。
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