とにかく今日から始めましょう:単語を制覇する人は最後に勝ちます

中高大学生英語

  単語はどれくらい覚えないといけないの?
  教科書の単語だけでも覚えるのが大変なのに、、さらに?
  そんな時間ない、でもやらないと。

  まあ、受験勉強までは定期テストに向けての単語や熟語をやろう。
  それで今のところ、いっぱいいっぱい。
  でも、英検とか受けてる子もいるし、いつやってるのかな。。

単語を制覇する者は最後に勝つ

大げさな言い方ですが、単語を制覇する人は勝ちます。筆者の元生徒たちは最初は単語数が少なかったです。当然、教科書の内容を把握することにも苦労し、内容チェック問題は勘でやる、なんとなく文法問題、英作の穴埋め問題もやりたくない、という悪循環に陥っているのが今までの生徒のケースでした。

その悪循環から抜け出すために何をするべきか。
まずは学習時間数、学習内容の分析を行い、目標を立てます
そして、まずは学校での学習内容の理解、つまり教科書が読めるよう(点数を上げるため)に単語の学習(意味、発音、アクセント、派生語)と内容把握から始めます。

学年によってはすぐに+αの単語帳を導入し単語テスト、そして文法内容の確認を並行して、と進めていきます。
1か月くらいすると、単語が増えてくため、学習自体が少し楽しくなってきます。
教科書の内容が「読める」、「面白いこと書いてる」と感じることができ、さらに先を読んでみたいな、という気持ちになります。

楽しくなるのか、欲が出るのか、人それぞれに「それまでとは違う何か」を感じるようです。そんな気持ちが続けば、相乗効果と言いますか、意欲的になり、自然と英語の学習時間数が増え、結果につながっていきます。そこまでたどり着くまではまた各人が費やした時間を含めた努力、適切な指導があったか、などの要因もあると思いますが。

単語は覚えるしかありません。コツコツと。

「効率のいい単語の覚え方」など目にすることはあります。
しかし、その人にとって一番の覚え方は自分で模索し、見つけるしかないと思います。
語源を見る、接頭辞や接尾辞でグループ分けして覚える、反意語、派生語も一緒に覚えるなど。

それらはすべて正しいやり方です。どんどん語を増やせます。でも始めから単語を覚える時にはどうでしょうか。
その「始め」という言い方も曖昧ですが、まずは中学の教科書に出てくる1000語くらいの単語、熟語を覚えた時点がスタートとします。
そこから約500語を上乗せして行く段階くらいで気付きがあり、語の分類や派生語でさらに語彙を増やしていこうと考えるのではないでしょうか。

では、1000語、1500語まではどう覚えるのか。手で書くのか、目で追うだけでできるのか、自分で発音するのか、音声を聞いて覚えるのか、毎日取り組むのか、1日おきで取り組むのか、などは自分で試していくしかありません。(Z世代の方はこれらをすべてスマホなどでやっていくのかもしれませんね)
でも、効率よくやっていくためには、地道な作業(努力)があるからこそできることだと思います。

筆者の教えているクラスの中には、どんなにアドバイスしてもやらない学生はいます。高校の時に何かしらの単語帳を使っていたら始めの方のページにある語でさえ、(調べようとするそぶりも見せず)「わかりません」という学生もいます。やる気で取り組まないと新しいことを覚えることはできないです。
「わかりません」は「やりたくありません」という意味だと解釈しています。
わからないならば、慌てて、その場で辞書(スマホの辞書)で引くはずです。しかし、それさえしないのです。

これは単語だけではなく、全ての教科、全てのことに当てはまります。「わからない」からそのままにしておく、、
一番よくない習慣です。

ありがたいことに、今はとても覚えやすい、使いやすい単語帳がいくつもあります。
一念発起、いまから英語をがんばろうかな、と思っている中高生のみなさんを応援したいと思います。参考におすすめの単語帳を書いております。→(高校生にとって最強の単語帳は?自分で選んだものを最後までやりきることです

筆者自身の挑戦

新しく語彙をインプットするとはどんな段階を踏むのか、私も挑戦しています。ある言語を学習しています。学部生の時に授業を聴講をして検定まで受けていたので、正確に言うと全くゼロからではありませんが、何十年も使っていなかったので記憶の片隅に数個の語と音が残っている程度です。

自分の語彙学習の型は決まっていますので、その型に従い日々綴りを覚えるために努力しています。やってみて、「語を覚えることってほんとにきつい」と感じています。

単語の発音がわからない語が多いので(紙の)辞書で発音を確認します。発音しながら何度かノートに書きます。だいたい3、4回目には書けるようにます。問題はそれが数日後にも書けるかどうか、です。やはり翌日、そして次の日も、、と繰り返してやっと定着する感じです。1カ月後はどうなっているのか、継続あるのみだと感じています。

そして、継続するために重要なことはどのような動機(モチベーション)を持つのかだと実感しています。生徒さんなら定期試験のため、受験のため、将来の夢実現のためでしょうか。筆者の場合は、まずは昔受けた検定試験の級を再受検して合格すること、そして海外旅行の時に不自由なくその言語を使いたいからです。

目標は異なりますが、一緒に頑張りましょう。

中高生、大学生を教えている立場から

「入試までに身に付けて欲しい英語力や一般的な知識」、「目標に到達するためのアドバイスや筆者の想い」などを書いていきます。
個人的な希望ですが、このブログが親御さんの目にとまり、読んでいただけたら、、と思います。
忙しいお子さんへの声がけの時に、ブログの内容の何かが参考になることがあるかもしれません。
よろしくお願いします。

 

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