大学入試の傾向:学校推薦+総合選抜入学者数が一般選抜入学者数を上回っています

高校の留学の利点として、公募推薦、学校推薦の「売り」になると思う、と以前書きましたが、(ELTiSに必要な語彙)

大学入試について調べてみました。

近年の入試の選抜方法はいくつかありますが、入試は大きく2つに分けられます。

大学入試は大きく2つ

①学校推薦(指定校と公募)、総合選抜と②一般選抜の2種類です。

①に出願する場合、大学によって要件が異なりますので、注意する必要があります。

大学の求める要件を満たし、試験(小論文など)に合格すれば、

年内(早いと11月中旬頃)に進学先が決まります。

②は、国公立大学の後期試験までとなると、年明けの3月中旬
(繰り上げ入学許可は月末近くまで待つこともあり)まで戦いは続きます。

学校推薦、総合選抜 対 一般選抜の比率

23年度は前者は6割という事実です。
(『教育学術新聞』2023年9月13日 )

つまり、一般選抜は4割

共通テストを受験する1月中旬あたりから受験が本格化するイメージですが、実態は少し違うようです。

筆者も受験生をみていて、この数年、後半になればなるほど戦いは厳しくなると実感していました。

私大では一般選抜の枠があまり残っていないのでは、、と感じます。

推薦入試に挑戦するには、まず在籍校内での選抜に残らなければなりません。以下↓の記事を参考にしてください。
http://【大学入試の仕組み】学校推薦の「指定校制」と「公募制」…合格するには?

一般選抜の枠は少ない?

実際、私が教えている大学での数年前の話です。授業後に学生と受験の話になりました。

確かクラスの人数は19人だったと記憶していますが、、。

一般選抜で入ってきた学生は一人だけでした。クラスメイトたちは驚いていました。「よく入ったな!」と。

最近は、授業後に学生と雑談することがないのでわかりません。大手塾の偏差値表と実態が合わないような気がしていたのですが、その時わかりました。

当然のことですが、年内合格者が多いと、一般選抜の枠が少なくなり、競争率が上がり

偏差値が高くなるのだと。。

もちろん、優秀な学生が入学してくることも事実です。

ただ、どの方式で入試を受けるのか。

私立大学を志望する場合、「受験方法は1つだけではない」ことを頭の片隅においていてもよいと思います。

学校で、普段からがんばっていたから内申が良い場合などはチャンスですよね。

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